第三弾はこちら!【土の配合】のご紹介です。
アガベを育成する土って販売店さんによって様々です。
初めに結論を言いますとアガベはどんな土でも育ちます。
ですが、カッコよく締めてギュッとコンパクトに育てたいなら土選びが重要なポイントになりますのでご自身に合った用土の参考にしてみてください。
■ホームセンターなどの量販店で販売されてるアガベの用土とは?
量販店さんで販売されているアガベの用土は【大量生産用の土】です。
全ての生産者さんがその通りでは無いのですが、大量に育成していると水やり管理が大変なので水やり回数が少なくて済む【水持ちがいい土】を使用しています。
この水持ちがいい土はアガベを締めて育てたい場合には少し違います。
それではどんな土がいいのか見ていきましょう。
■アガベを締めて育てる用土の配合
締めてアガベを育てる為に使用する用土は【水捌けが良い土】です。
僕の場合は屋内育成がメインになりますのでその用土をご紹介いたします。
水捌けがある程度良く2日〜3日で乾く用土を使用します。
どんな用土を使用するのかと言うと
・ひゅうが土:1
・赤玉土:1(ひゅうが土より気持ち少なめに)
・くん炭:0.5(木炭、竹炭でもOK)
この配合で使用しています。
ひゅうが土は簡単に言うと軽石です。
水捌け重視ならひゅうが土だけでも良いんじゃないの?と思われるかもしれませんが
ひゅうが土だけですと液肥や水持ちが【悪すぎ】ます。
そこに水持ちの良い赤玉土を入れる事で、肥料と水持ちを良くしています。
水捌けが良い土は【乾かす】事も【湿らす】事もできるので締めたい時は水やり回数を少なく、早く育成させたい時は水やり回数を多くなど自由自在に水やりで調整可能です。
■アガベは水が嫌いな植物なの?
アガベは水が嫌いな植物なの?と思われるかもしれませんがそんな事はないです。
アガベも常に水を求めて根を地中深くまで伸ばします。
チタノタやオテロイなどのアガベはコンパクトに締めて育成するとその姿がカッコイイ事から水をあまり与えずに育成する方法が主流になっております。
■用土を早く乾燥させる理由
アガベは多湿な環境を嫌います。ですので用土は水やり後できるだけ早く乾燥させる必要があります。高温で多湿な環境が続くと病気にかかるリスクが増えてしまいます。
乾きやすい用土で風を当てて温度と水分がこもらないようにしましょう。
早く乾かす事で徒長を防ぐ効果もあります。
※日当たりが悪く水が多いと徒長します。
■まとめ
アガベをカッコイイ姿に育成したい場合は【水捌けのいい土】を
水やりが面倒な場合やとにかく大きく成長させたい場合は【水持ちの良い土】を
使用してください。
ご自身の環境に合った土で育成する事がアガベを楽しむポイントです。
その他わからない事などございましたらお気軽にご質問ください。
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